「石垣島を3月に観光するならどんな楽しみ方がある?」
春休みシーズンですし、春の訪れを予感する時期でもあることから、旅行を計画している方も多いと思います。

石垣島の3月といえば何と言っても「日本一早い海開き」が行われる時期で、海やアクティビティが好きな人にはもってこいのシーズンです。天候的にも過ごしやすく、海以外の観光も快適に楽しむことができますよ!

この記事では、3月は泳げるか?を現地目線でお伝えしつつ、観光に関する情報をまとめていきますので、旅行を検討中の方はぜひ参考にしていただければと思います。

なお、2024年の海開きは3月16日ですよ!

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松谷勇馬

この記事を書いた人

石垣島に10年以上住んでいます。美味しい料理とクラフトビールが好きです。

5つ星ダイビングスクール、MOANAダイビングカレッジ石垣島の代表。
資格は最高位であるPADIコースディレクター。現在は後進指導、ダイビングインストラクターの育成に注力しています。

石垣島の3月:イベントを解説!

年中温暖な気候とはいえ、北風が吹くと寒さを感じることもあった2月までとは異なり、初夏の風が吹き始める3月の石垣島。この時期のポイントが「海開き」です。海に関する情報を2つのポイントでご紹介していきます。

日本一早い海開き

3月の石垣島は、なんといっても“海開き”です。「もう海水浴シーズンが来るの?」と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、石垣島では毎年この時期に海開きが行われており、日本最南端「日本で一番早い海開き」なんていわれることもあります。単に海水浴を楽しむだけでなく、八重山諸島内の海水浴場でシーズン到来を祝うさまざまなイベントも開催されていますから、「いち早く海水浴を楽しみたい!」という方はこうしたイベントも一緒に楽しめますよ。

また、この時期になるとホテルに併設させるプールでも泳げるようになることが多いです。そちらも合わせて楽しみたいという方は、予約の際に確認してみるとよいかと思います。

海開きの会場は年によって違い、竹富島のコンドイ浜や小浜島のはいむるぶしビーチなどでも開催されます!

サンゴの日イベント

もうひとつ、海に関わるものとしておすすめしたいのが「サンゴの日」に関連して開催されるイベントです。石垣島といえばダイビング、ダイビングといえば美しいサンゴの景色!というわけで3月5日に制定されている「サンゴの日」前後には、サンゴやサンゴが生息できる美しい自然環境の保全を目的としたイベントが開催されます。サンゴの観察会やサンゴカフェのオープンなど色々な楽しみ方ができるので、石垣島の美しいサンゴにぜひ触れてみて下さい。

石垣島の3月:海で泳げるか?ぶっちゃけ話

観光雑誌などにも、「3月なら海水浴OK♪」なーんて書いているのですが、正直なところ寒いです。

曇っている日などは、絶対にやめたほうが良いです。海水もまだ冷たいですから、注意してくださいね!だいたい3月で水温が23℃くらいですので、ウエットスーツを着ていれば快適に楽しめると思います!水着のみでは厳しいので、しっかりと計画を立ててくださいね。

YUMA

晴れていて風も穏やかで、外気温も25℃以上あれば何とか水着で遊べるかな?というレベルです。

石垣島の3月:海以外のイベントを解説!

3月の石垣島の楽しみ方は、まだまだあります!アクティビティ以外で楽しみたい方はぜひ参考にしてみて下さい。

三線の日

サンゴの日の前日である3月4日は、石垣島をはじめとした沖縄で広く使用されている伝統楽器「三線(さんしん)の日」に制定されており、毎年この日には「三線大合奏会」というイベントが開催されます。伝統楽器・音楽に興味がある方にとって、三線の魅力を知るいい機会となるでしょう。

ホタル観賞

本州では夏の風物詩として知られる「ホタル」が、温暖できれいな水が揃う石垣島では年中見ることができます。9種類ほど生息するホタルの中でも特におすすめなのが“ヤエヤマヒメボタル”です。3月後半~5月頃のマングローブ林の奥地では、一斉にホタルが光りだす光の絨毯を見ることができます。

この光景は日没後数時間しか見ることができない非常に貴重で息を呑むような美しい光景…この時期の石垣島を訪れた際には一見の価値ありです!

島野菜を楽しむ!

どの雑誌やネットにも出ていない地元感満載の情報ですが、3月は島野菜が安いんです!石垣島で作られたレタスやダイコン、ナスなどなど。キッチン付きの宿であれば、JA(ゆらてぃく市場)で野菜を買って料理するのも楽しいですよ。特にトマトは最盛期です!僕が好きなのは「あまりっち」というトマトで、そんじょそこらのトマトではありません!甘みが違います。

それから、生もずくも旬ですね。沖縄の生もずく食べたことない人がほとんどだと思いますが、ヌメヌメ感が圧倒的に違います!歯ごたえも良くて新鮮そのもの!めんつゆで食べるのがおすすめです。

島やさい、おすすめですよ!

石垣島の3月:天気を5つのポイントで解説!

竹富島のコンドイビーチ
竹富島のコンドイビーチ

初夏の風を感じ始める3月の石垣島、その天気とは具体的にどのような感じなのでしょうか?具体的に5つのポイントに分けて解説していきたいと思います。

石垣島3月の降水量

3月の石垣島の平均降水量は、1981~2010年の統計で131.5mmとなっています。一ヶ月の降雨日数の平均も11日程度で、一年を通して降水量が少ない時期です。よって、この時期の石垣島は恵まれた天候でさまざまなアクティビティを楽しむことができるでしょう。ただ、この時期は天候が不安定な日もありますので、旅行の際には雨具を忘れないよう気を付けて下さい。

石垣島3月の梅雨の状況

この時期はまだ梅雨シーズンに入っていません。

石垣島3月の平均気温

2019年の気象庁のデータでは、3月の平均気温は21.9℃となっています。「海開きをするからにはずいぶんと暖かくなっているのだろう」と思う方も多いかもしれませんが、同じデータで2月が22.2℃なので、急に春めいて暖かくなるといったわけではありません。それでも北風が弱くなる分、2月に比べて体感温度が暖かくなり、春の到来を実感する機会が多くなるといえるでしょう。

石垣島3月の平均湿度

平均湿度は75パーセント、こちらは石垣島の1年のうちで最も低い水準です。

石垣島3月の台風リスク

この時期の石垣島に台風が訪れる心配はありません。

石垣島の3月:適した服装を解説!

ぼちぼち海水浴シーズンに入るので暖かくなるのは事実ですが、平均気温のところで触れたように、気温そのものは2月とそれほど変わりません。

特に、朝晩や雨の日に寒さを感じることが多いので、軽く羽織るパーカーやカーディガン、ウインドブレーカーなどを用意しておきましょう。晴れた暖かい日中は半袖でもOKで、ビーチ以外でもTシャツ&ショートパンツで過ごしている人を多く見かける季節になります。

石垣島の3月:まとめ

3月の石垣島は暑すぎず北風から来る寒さもおさまり、とても過ごしやすい気候です。海でのアクティビティが好きな人には「日本一早い海開き」は魅力的ですね。ただ春休みシーズンで繁忙期になりますので、早めに旅行の計画を立ててみて下さいね。

島野菜も食べてみてね〜!